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TAMA

デザイン事務所時代の友人のサイトを紹介します。
始まりは、「TAMA」から。2年にわたる旅の後に立ち上げたもので、
主流メディアが報じない世界のニュースや視点などの情報を共有することを目的とした、非営利のサイトです。
アートも音楽も映画も政治もひっくるめて、こころが動く埋もれた情報をすくい取ったもの。
フリーペイパー「TAMA」、そしてメールマガジン「NewsFanzine」発行のきっかけにもなりました。
メールマガジンは、2013に休刊になりましたが、ブログ「見つけた 犬としあわせ」で発信を続けています。

「TAMA」内のページ、「Tequila mama」より

旅の途中で作ったコラージュと、旅から帰ったあとのグラフィックの仕事など。



始まりとなったサイト「TAMA」について

「TAMA」とは元々はパリ発ワールドミュージックで世界中に紹介されたミュージシャン、モリ・カンテの歌「TAMA」(旅をしなければよいお母さんにはなれないと歌う)にインスピレーションを受けたもので、西アフリカの言語で「旅」を意味する。

またそれは人の違い、文化の違いを受け入れる世界に通用する「まともな大人」としての自覚を持って生きることだと私たちは理解する。
サブカルペイパー「TAMA」は文字通り旅の路上やカフェやバーで交わされる習慣や考え方、言葉が異なる様々な人たちとの出会いと会話から生まれた。

主流のメディアからは決して伝わってこないエキサイティングな政治・経済・文化を縦横に駆けめぐる内容のおしゃべり。
音楽・アート・映画・文学などを通して世界の人たちの動きを旅人の視点で眺め、ニュースの表面からは見えなかったものが見えてくるような紙面空間を創りたい、そんな発想で発行に至った。

大学生が一年間大学を休学して世界中を旅するのを奨励する北欧の国の若者が集まるタイのサムイ島のビーチに並ぶバンガローレストランでミグラント・トラ ヴェラーが交わす情報、
タンジールのいかがわしいカフェ、あるいはリマの政治好きな芸術家や詐欺師が集まるミラフローレスのカフェでの雑然としてはいるが、人生のエッセンスである皮肉とユーモアがたっぷりのサブカルチャーとしての会話体験。
その場を取り囲む環境を伝えるファンジン、世界のニュースのサンプリングがすなわち「TAMA」。
一枚のCDを聴くように、一枚の絵「ニュースのコラージュ」を眺めるように、この「TAMA」を体験して欲しい。”

「TAMA」主催者より